読売新聞のコラムヨミドクターでは、子供の斜視の増加が取り上げられています(参考)。また、近視の増加も言われています。
目の健康も問題ですが、日常生活においてもスマートフォンを深夜まで使うことで寝不足になったり、授業に集中できなくなったり、と気がかりなことがたくさんあります。
目次
《子供がスマホを持つデメリットとは!?》目の影響だけじゃない?勉強や睡眠・運動も?
その内容をまとめると次のようになります。どれも、スマートフォンの使い過ぎが根本にあります。
勉強への取り組みがおろそかになる
また、ゲームなどスマートフォンからは多数のエンターテイメントが提供されるので受け身の立場ばかりになります。
自ら考えて創造する機会や時間が減ってしまいます。
目への悪い影響
また、ブルーライトによる目の疲労もあります。
これらの影響は、本人以外の人が気がつきにくいところも問題です。
近視は仮性近視の内なら、目薬やトレーニングで対応できますが、症状が進展してしまってからでは対応が難しくなります。
睡眠不足
寝不足では、翌日の学校の授業に集中できません。
運動不足
成長期の体を造る大切な時期に運動をしないと、丈夫な体をつくれません。もちろん、運動不足は肥満の原因となり、将来的には成人病の遠因になります。
この他にも小学校の高学年程度にもなれば出会い系サイトやアダルト系サイトに引き込まれて犯罪に巻き込まれたり、架空請求、高額請求に巻き込まれたりする心配もあります。
《いつから?》子供のスマホはいつから持たせるのがベスト?
我が子にも必要なのか?と気になり始めます。
スマートフォンを持たないことで仲間外れにされるのも心配です。スマートフォンの使用に年齢制限はありませんから、親御さんが決めなくてはなりません。
中学入学がきっかけの場合も?
東洋経済オンラインの記事のデータを参考にするとスマートフォンを持ち始めるのは中学入学時が一つの機会といえるでしょう。
部活や塾で帰宅が遅くなるので、現在位置がわかるスマートフォンを持っていると居場所がわかって安心です。
高校入学がきっかけの場合が特に多い?
また、高校入学時に持たせるというのもあります。
バスや電車で遠方に通学するさいの交通事情の把握、大学受験にむけた各種アプリによる学習など、
高校生活ではスマートフォンの活用で得られる利点がたくさんあります。
「青少年のインターネット利用環境実態調査」によれば、中学生の70.6%、高校生の97.5%が自分用のスマートフォンを持っています。
周りが持っているから、というわけではありませんが、持つことによるメリットがあるから多くの人が使っているのでしょう。
まとめ
スマートフォンを持つことにはデメリットがありますが、メリットもあります。これからはITに関するスキルは必要不可欠でしょう。
デメリットを減らすために、フィルタリングの設定、使用時間の制限設定、使用状況の把握など、
携帯各社が提供する機能を活用しましょう。
そして、子供さんとスマートフォンの使い方についてルールを定めましょう。
子供さんの使用状況をしっかりと把握・管理していくことが、快適なスマホライフの基本となります。