
サメ軟骨の成分を粉末状やサプリメント状にして抗がん対策をする事が注目を浴びています。

サメの軟骨って貴重そうですね!効果がありそうな雰囲気しますわ!

「サメ軟骨」は癌の代替療法としてのサプリメントやドリンク、粉末などによくある免疫力を高める系の成分ではありません。

んじゃなんだろ!?
気になる!
血管新生阻害作用で癌を消すサメ軟骨!
どんな動物でも癌は発生しますが、唯一サメに癌が発生する事が少なすぎるので研究が始まったのがサメ軟骨成分を知るきっかけとなりました。
研究の結果分かった事はサメには「血管新生を阻害する作用」がある事が分かりました。
その血管新生を阻害する作用こそが癌を防いだり、死滅させる作用になるのです。
その血管新生を阻害する成分は「プロテオグリカン」や「ペプチド」であると推測されています。
「血管新生阻害作用」がなぜ抗がん作用になるのか!?
なぜサメ軟骨の「血管新生阻害作用」が癌を消す事や再発防止、転移防止に繋がるのか?
実はそれは癌の増殖の方法に関係しています。癌も体の組織と同じで血液から栄養や酸素を受け取って生きています。
体内の組織が血液から栄養や酸素を受け取れなくなるとその組織は壊死してしまう事と同様に癌も栄養と酸素が受け取れない事で壊死させる事が出来ます。
癌細胞の場合は、癌細胞自体の栄養血管を増やそうとする働きがあります。
つまり「増殖」と言われる現象です。癌が大きくなったり遠隔に転移を成す根本的な作用がこの増殖です。
このように癌はより大きなったり広範囲に広がりたい為に新たな新しい血管を作る働きをしています。
これを「血管新生」と言います。
体内の組織と癌が唯一違うのが血管を作る為のタンパク質は自分で分泌して新しい血管を作る事(新生)です。
逆に考えると癌の「血管新生」を阻害させる事が出来れば癌はそれ以上の増殖は出来ない事になります。
モントリオール医科大学では29人の男性を被験者にしてサメ軟骨を23日間の間経口投与して12日目にシリコンチューブを腕の皮下に埋め込み、23日目でそのチューブを取り除く実験をしました。
そして細胞密度などで血管新生の度合いを比較した結果、サメ軟骨服用者が血管新生を阻害させたと臨床実験の結果を発表しました。
サメ軟骨は癌を消す+再発防止+転移防止する!
癌の血管新生を防ぐ働きが出来るのがサメ軟骨の成分が持つ「血管新生阻害作用」です。
癌の血管新生を阻害させる事で癌は大きくなりません。(増殖防止)
「血管新生阻害作用」で活動が止められて時間が経過すると癌は縮小して最後は壊死します。壊死した癌組織は血液と共に体外に排出されます。
特に癌が小さい場合には効果が高いとされています。
手術後に残った癌細胞の増殖を抑える事が出来れば抗がん剤の代わりに癌の再発を防止する事も可能ですし、癌は新生した血管を通過経路として「転移」をしますので新生血管を阻害する事が出来れば癌の転移も防止させる事が出来ます。
サメ軟骨の健康食品について
サメ軟骨成分の健康食品、サプリメントなどは多く出回っていますが、商品によって配合されている成分の割合が違います。
癌対策の用途で使用する場合は出来るだけ成分割合が高く、他の成分が配合されていない純粋なサメ軟骨成分の商品を購入する事がベストです。
当然価格は高めになりますが、なにより免疫力ではなくて血管新生を阻害させるという今までの代替療法とは違う観点からの療法になるので効果に期待が出来ます。
癌に対しての口コミなどを調べるか、担当医におすすめのサメ軟骨商品を聞くのも1つの手ですね!
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