赤ちゃんのしぶり腹と言う場合は通常の大人のしぶり腹と違って腹痛がないと思われがちですが、赤ちゃんがうんちが出たくても出せない時には一定の腹痛があると推測する産婦人科医や小児科医の先生もいます。
実際のところは赤ちゃん本人に聞くしか分からない事ですが、便が出そうで出ない時に大泣きするのは事実です。
そんな「赤ちゃんのしぶり腹」は赤ちゃんの時のみの一定期間の症状ですのでほっておいても症状は治っていくのですが、大泣きする赤ちゃんや便がなかなか出ない赤ちゃん、便が出ても少量の場合とかは心配してしまいますよね。
そこで赤ちゃんのしぶり腹や便秘対策として有名な方法をまとめてみました。
赤ちゃんのしぶり腹・便秘対策は大きく3つある
赤ちゃんのしぶり腹や便秘を改善する方法は大きく分けると有名どころで3つあります。
直接指で「の」の字を描くよりも、摩擦を少なくさせる為に保湿クリームやベビーオイルを塗ってから描いたほうが効果的です。
また、ポイントとしてはお風呂上りなどの血行が良くなっている時に実施すると腸への刺激の伝わりが強くなります。
昔からの方法なので知っている人も多いと思いますが、おさらいです。
②次に肛門の中に実際にベビーオイルを付けた綿棒を2センチ~3センチほど入れて左右前後に動かします。
③最後は綿棒を肛門から抜いて今度は指の腹を使って肛門周りを押してあげます。
この綿棒浣腸の方法でも便が出なかったり、出ても少量だったりする場合は赤ちゃんの腸内環境自体が整っていない状態です。
その場合は腸内環境を整える事が先決です。
大人と違い腸の働きが悪化している為にしぶり腹や便秘になるのではなくて、まだうまく整える事が出来ない為に便秘やしぶり腹を起こします。
母乳でミルクを上げている場合は母親の食事に食物繊維などが多く含まれている食事をすると母乳も質が高くなります。
また、粉ミルクの場合は特に腸内環境が整わない原因にもなりますので、粉ミルクと一緒にオリゴ糖などの腸内環境を改善させるものを混ぜるのも方法の1つです。
オリゴ糖は悪玉菌を減らして善玉菌を増やしてくれる働きがあり、赤ちゃんや高齢者でも摂取出来る糖です。
乳児コーナーなどに行くとオリゴ糖商品が置いてあるので使用してみてください。
最も有効なオリゴ糖!そのオリゴ糖の飲ませ方とは!?
赤ちゃんの便秘やしぶり腹対策に最も効果が期待出来るのがオリゴ糖による赤ちゃんの腸内環境の改善です。
オリゴ糖を赤ちゃんに飲ませる場合には様々な方法がありますが、以下代表的な方法です。
- 母乳の場合は母乳に混ぜる
- 粉ミルクの場合は粉ミルクに混ぜる
- バナナジュース・リンゴジュース(100%)に混ぜる
- ヨーグルト(無添加)に混ぜる
- 白湯に混ぜる
母乳の場合は母親の食事も改善の鍵になる!
赤ちゃんのミルクを母乳で与えている場合は母親の摂取する食事も重要です。
食物繊維が少なすぎたり、水分が少ない場合の母親から作られる母乳は赤ちゃんの腸内環境を整えるのには不十分です。
自分が便秘やしぶり腹になったと考えて繊維質が高い食べ物を中心に食べたり、水分量を多めにしたりする事が必要です。定期的な軽い運動なども質が良い母乳を作るのには効果的です。
食べ物だけで見ると「オリゴ糖」に高い効果が期待出来ます。
オリゴ糖は大人でも赤ちゃんでも高齢者でも摂取が出来る成分です。一家でオリゴ糖を摂取する生活をしてみると母親、赤ちゃんともに腸内環境が改善され便秘やしぶり腹がある場合は改善されていくでしょう。母乳の場合のポイントは母と子供が一緒に実践する事ですね!
オリゴ糖などの健康食品は通販でも気軽に購入する事が出来ますので試してみると良いと思います。
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