
ビタミンCが抗がん作用があるって聞くのですが?

ビタミンCを高濃度にして点滴で摂取する代替医療があるくらいビタミンCは「抗がん作用が高い」とされている成分です。

意外でした!
ビタミンCがあまりにも身近なので・・・。

ビタミンCの抗がん作用は点滴で高濃度として摂取するケースも効果的ですが、口からビタミンCを凝縮したタイプのサプリメントを定期的に摂取する事でもビタミンCを体内に回す事が出来て効果的と言えます!
目次
2つのビタミンC効果とは!?
ビタミンCには2つの抗がん作用があります。
1つは「癌に絞って癌細胞を死滅させる効果」、もう1つが血管新生と言われる「癌細胞が増殖する事を防ぐ効果」があるとされています。
この2つの効果から癌治療としての作用と癌予防(再発・転移)としての作用があります。
ビタミンCの癌に対する効果
①癌細胞に絞って死滅させる | 強い抗酸化作用により癌細胞のみを死滅させる作用がある |
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②血管新生を防ぐ | 癌の増殖過程である血管新生を防ぐ作用がある(増殖防止) |
1 ビタミンCが癌に絞って細胞を死滅させる効果
抗酸化物質の中でもその作用が強いビタミンCは強い抗酸化作用で癌細胞を死滅させる力があります。
さらに、通常の癌細胞以外の細胞には作用しない為に癌細胞に絞ってアタッチメントが出来ると注目を集めています。
癌細胞のみにアタッチメントが出来る理由は癌細胞の性質の1つであるブドウ糖を取り込む性質を利用しています。
ビタミンCはブドウ糖と構造が非常に似ている為に、癌細胞が間違って取り込んでしまいます。
この理由により、癌細胞のみにビタミンCが行き渡り、通常の細胞には作用しないわけです。
しかし、現段階では医学的な実証例が少なく、この理論には批判的な研究者もいます。
2 ビタミンCが癌の血管新生を防ぐ効果
癌の代替療法として知られる「サメ軟骨の粉末」などの摂取で、抗がん作用を高める事は知られています。
サメ軟骨の効能は免疫力を上げて癌を死滅させるのではなくて、「血管新生阻害作用」があります。
「血管新生」とは癌が増殖する為に必須の過程で、簡単に言うと新たな血管を周囲の栄養から作りその血管を元に癌細胞を増やしていく方法になるのですが、サメ軟骨の成分にはこの「血管新生」を防ぐ効果があるのです。
このサメ軟骨の「血管新生阻害作用」と言われる抗がん作用が実はビタミンCにもある事が発見されました。
医者でクリニック院長の澤登雅一と東海大学の医学部の川田浩志准教授の発見で日本での発見となります。
ビタミンC療法は標準治療の副作用も軽減出来る!
ビタミンCをサプリメントなどで摂取する事で癌対策をする方法が注目を浴びている理由のもう1つが、病院側が実施する標準治療と合わせて出来る事です。
つまり、副作用が非常に少ない事です。
また、放射線治療の場合には副作用として皮膚の痛みが伴う事が多いですが、ビタミンCが多く摂取出来ていればビタミンCは皮膚障害の回復の作用がある為に回復力が高まります。
抗がん剤にしても抗がん作用の効果を高めると言うデータもあります。(抗がん剤の種類による)
さらに、ビタミンCは周知の通り、栄養状態や免疫状態を高めます。
癌治療で怖いのが栄養状態の悪化や身体状態の悪化により、手術が先延ばしになったり、抗がん剤が使用出来なかったり、放射線治療が出来なかったりなどのケースが多い事です。
特に抗がん剤の場合は、副作用が非常に強いので体調が良好になるまで延期するケースが多いです。
このような点でビタミンCを日ごろから過剰に取っていれば、現時点での最良の栄養状態の保持が期待出来るので病院側が実施する標準治療(手術・抗がん剤治療・放射線治療)の副作用を軽減する事が出来ます。
最善な状態で治療が出来る「補完代替療法」として使うのも1つの方法ですね!
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