イヤイヤ期は子供によっていつから始まるのか?そしていつまで続くのかは違うのです。
●イヤイヤ期の終わる頃の平均は2歳8ヶ月~3歳。
このように平均を出すと、約2歳から始まり、まるまる2歳を通して3歳で終わるみたいですね。
ということは、一番子供を育てるのに苦労する時期はやはり皆さんが言われているようにこの2歳なんですね。
よく言う「魔の2歳」という言葉がありますが、このイヤイヤ期があるからこそ、そのような名前が付けられているわけです。
逆に言うと、この2歳を通してしまえば、子育てもぐっと楽になるんです。
3歳になると、もう言葉を理解して行動ができるので、自分の中の気持ちをうまく伝えられないという葛藤が消えていくんですね。
これがイヤイヤが終わる合図なんですね。
目次
確認!イヤイヤ期はなぜ始まる
イヤイヤ期がはじまるのは実は自我の芽生えなんです。自分がいることの確認、自分は1人の人だという確認なんです。
イヤイヤで相手の反応を子供は確認、判断しているといいます。
自分の気持ちがあるのに、その事を伝えられないもどかしさや葛藤がイヤイヤという言動に繋がる理由なんです。
なければならない自然の過程なんです。
チェック!イヤイヤが終わるということは葛藤が無くなった事と判断しよう!
イヤイヤが終わるということは、自分の気持ちを相手に伝えるという事が難しくなくなった、自分の中での葛藤がなくなったという事。
それはたいてい言葉が話せるようになり、自分の気持ちを家族に伝えて、その反応を得られるようになったということです。
暑いときには「暑いよ」と話せることで、それに対しての反応がもらえるので子供は満足があるんです。
自分の気持ちがあるのに、自我があるのに、その気持ちを言葉にできない為に伝えられないというもどかしさ、葛藤が消えた時、それがイヤイヤ期が終わるという事なんです。
イヤイヤしている時期の対応は?
イヤイヤ期と言うのは、前述したように自我の芽生えがあるからこその言動なんです。自我があるのに、それを表に出せない葛藤がイヤイヤに繋がるのですね。
このイヤイヤ期の対応として一番いいのが「共感」する事なんです。
イヤイヤしていたら、それを否定しないでください。
もし、人に迷惑がかかる事や、危険につながる事をしていたら、
同じ目線で同じ気持ちになって「いやだよね、ママもイヤだなって思うよ、でもこれはダメなんだよ」と共感しながらも、ダメな事を伝えてください。
このイヤイヤ期でイヤイヤ状態にある子供を強く否定して「ダメ」の一点張りで大声で怒鳴ったりすると、このイヤイヤはより、相手に伝えられなかったという悔しさから倍増して余計大きなイヤイヤになってしまいます。
しまいには、寝転がってイヤイヤされたとか、周囲の物をまき散らしてイヤイヤされたとかありませんか?
もしあったとしたらそのイヤイヤは始めからそんなに大きなイヤイヤでしたか?
たぶん始めは小さかったはずです。
そのイヤイヤを大きくしてしまったのは実はママさん、パパさんだったという事を認識してください。
覚えよう!イヤイヤを逸らすポイント
イヤイヤをうまく逸らすには、イヤイヤしている時はもちろん共感してあげる事が大切ですが、イヤイヤをしていないで通常の事をしていた時に大きく褒めることです。
普段何も言わなくてもいいだろうという子供の言動に大きく褒めてあげることも大切です。
そして、イヤイヤ状態の時は共感して時には優しくダメな事を伝えるようにしてください。
この事を繰り返しているうちに、子供は親から褒められる言動を好むようになります。 このようにしてイヤイヤすること自体を減少させる事はできますが、完全に無くすというのは難しいと思ってください。
完全にイヤイヤが無くなるときは、それは自分の自我を表に伝えることができた時です。
自分の気持ちを相手に伝えて反応を得られて、それに対してまた言葉を使い反応をみることができるというコミュニケーションができるようになると、自分の気持ちを伝えられるのでイヤイヤが無くなります。
うまくコミュニケーションができる3歳前後まではこのイヤイヤとうまく接していって欲しいです。
後で振り返る時にこのイヤイヤ期というのは本当に懐かしい事になります。 将来、あの時あなたは大変だったのよ!ってお子さんに言ってあげてくださいね(笑
イヤイヤ時期を逆に楽しんでみよう!
イヤイヤが起こると、確かにママさん、パパさんは辛いですよね(*_*;。
私も大変辛かったのですが、一生に一度の一定期間しかイヤイヤ期はない事を理解できましたか?
私も子供二人がイヤイヤ期の時は辛かったのですが一生に一度で、後で振り返ると懐かしい時期になると言われて私なりにこのイヤイヤの時期を楽しみました。
私が楽しんだ方法は、イヤイヤが起きたら、心の中で、「この瞬間は数年後には来ない!」
「あとで大きくなった時にこの状況を子供に話してあげよう」と思い、対応しながらも、眺めてみる事にしました。
そうすると、イヤイヤの種類が分かってきたり、その子供がどういう時にイヤイヤが起きているのかを理解する事が出来るようになり、自分が成長した気持ちになれるのです。イヤイヤが起きたら、私は今回のイヤイヤはどんなイヤイヤかな?と楽しみになるまでになりましたよ!
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