リストカットが終わった跡の傷痕を見た事がありますか?
始めは赤い傷痕になります。その後その傷痕は消えるか、最悪は白い傷痕になって残ります。
問題なのは白いリスカ痕です。この白いリスカ痕は自然には消える事のない身体に刻まれた傷痕になってしまっています。
白くなるのはメラニン色素を作るメラノサイト細胞までも破壊され働かない状態になっているからです。
この場合は美容クリニック、美容外科等でレーザーを使った治療をすることです。
レーザー治療によりほとんどが綺麗にリスカ痕を消す事ができます。
しかし、100%綺麗に消せるという事は言えず、少なからず薄くはなりますが完全完治までいかないという人もいます。
皮膚の状態、性質、など個人差があるからです。
それでもレーザをやらないのとやるのとでは大違いに見た目に大差が出ます。
完全に消える事もありますが、消えなくても目立たないくらいに薄くなり、ぼやけることが出来るからです。
赤いリスカ痕は様子を見るべき!
リスカの傷痕で赤い傷痕の場合は、半年くらいは今後の様子を見る事が重要です。赤い場合は特にレーザー治療を素早くやる必要はなく、時間の経過で消える事が多いからです。
しかし、その後の傷痕が深いと白くなります。白くなってしまった場合のみレーザー治療が出来る美容クリニックや美容外科で相談してみると良いと思います。また赤色の傷痕が1年以上残こる場合も注意が必要です。
赤いリスカ痕が黒くなる?黒はレーザー対策で解消!
赤いリスカ痕は半年もすれば色は落ちてくるはずですがそれでも赤い傷痕のままという状態の人は要注意です。
炎症が起きている状態が長く続いている状態になるので、このまま放っておくとその赤い色が黒くなることもあります。
通常の赤いリストカット痕は自然に消えるか白い傷痕になり残るのが基本です。
しかし皮膚は個人差が大きい部分があり、この赤色の傷痕が続く場合があります。この場合は、炎症が長期間に渡り生じているという可能性が高いです。
炎症が1年以上続くとどうなるかと言うと、その部分のメラニン色素を生成するメラノサイトという細胞が活性化してしまいます。
活性化したメラノサイトはより色を強くするので色が濃くなってしまいます。
この結果が傷痕が黒くなる原因になります。
なので白い傷痕にならなかったからと安心するのは時期尚早であり、赤い傷痕の経過観察が重要になります。
消えれば問題無し、白くなれば対応を、また赤い傷痕が長く続けばまた美容外科等や形成外科等に相談してみてください。
炎症を抑える塗り薬や飲み薬等を貰えるはずです。
ちなみに黒くなってしまった傷痕もレーザー治療なら対処できるので黒くなってもあまり悲観的にはならないように!
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